沿革

室町時代

大永2年(1522)
悦翁喜公和尚が大野木村中の大木の下に御鎮座の観世音菩薩立像(仏師藤原光永作)を、陽岳寺境内に御堂を建立し御勧請
三月十八日から一週間入仏供養と御開帳を厳修
大永3年(1523)
開基悦翁喜公和尚入寂

江戸時代

正保年中(1644~8)
萬松寺九世陽殻宗南和尚にて再興。その後荒廃進む
享保8年(1723)
観音堂改修 (佐藤与一氏の発願にて)
明和5年(1768)
巨嶽宗海和尚、萬松寺二十二世梅嶺大枝和尚を法地開山に勧請して、鎮東山から玉龍山陽岳寺と山名を改称し再興 庫裏再建
寛政8年(1796)
本堂再建

明治時代

明治24年(1891)
濃尾大震災にて観音堂・山門を除く伽藍すべて倒壊
明治25年(1892)
庫裏再建(本堂を兼ねる)
明治38年(1905)
十五世哲隆和尚、本堂再建

大正時代

大正12年(1923)
観音堂・山門を除く伽藍が本尊阿弥陀如来・寺宝ともども焼失(十月二十七日)
大正14年(1925)
十六世哲心和尚、本堂再建

昭和時代

昭和9年(1934)
現庫裏再建
昭和15年(1940)
現観音堂再建(神野都通氏の発願にて)
昭和16年(1941)
秋葉・不動・稲荷堂再建
昭和22年(1947)
観世音菩薩御鎮座四二五年記念の御開帳大法要
昭和31年(1956)
開山・位牌堂建立
昭和34年(1959)
伊勢湾台風にて山門倒壊
昭和37年(1962)
山門再建

大正時代

平成18年(2006)
観音堂引家改修、 秋葉・不動・稲荷堂再建
平成19年(2007)
十八世隆之和尚、現本堂・開山位牌堂・客殿再建
平成20年(2008)
本堂落慶式・法戦式(琢磨和尚)厳修(四月二十七日)
平成27年(2008)
現庫裏屋根葺き替え

現観音堂の大屋根葺き替え・墓地整理予定。
観世音菩薩御鎮座五〇〇年の御開帳大法要厳修予定。